この夜空はスゴイ!
星がとてもキレイに見える!!
東京から北本に引っ越してきてまず思ったこと。
それは夜空がキレイだなってことです。
星空が好き。
写真も好き。
となれば
星空を撮影してみたい
と思うのは必然!
急速に気持ちが高まって
いい本はないかなと探してみること数日。
1冊の本「星・月・夜空の撮影術」を買いました。
今後の実践に備えて、読書メモを残します。
目次
欲しい本(やりたいこと)
こんな条件で探してみました。
- 夜空(星空)や月を撮りたい
- 北極星を中心に星が軌跡を描く写真を撮りたい
- レタッチ方法を知りたい
- 一定枚数キレイな作例が欲しい(写真集って分量はいらない)
- 赤道儀の説明欲しい(いつかやりたい)
- 最低限必要な機材一式を知りたい
これらの条件を満たす本はどれだろう。
Amazonで調べたし、リアル店舗で実物も見ました。
結果的にこの1冊にたどり着きました。
買った本
この本にしました。
読書メモ
★ 本の目次はこの記事の最後にまとめています。
★ 本を読んで役に立ったことを適宜追加していきます。
役に立ったこと
機材は、まずはこれだけあれば大丈夫のようです。
★機材
- 一眼レフカメラ
- レンズ(28mm〜50mm)
- 三脚
- レリーズ
- ソフトフィルター
- クロスフィルター
三脚までは必須で、それ以降は必要に応じて。
★機材選びのポイント
次に機材選びのポイントです。
- ブレを抑える「レリーズ」はあれば大変便利な道具
- タイマー撮影でも良いが、本体に触れずに何枚もスローシャッターするなら、レリーズが便利
- レリーズはインターバル付きなら最高(長時間露光の代わりに、何枚も30秒撮影して合成するのに便利らしい)
- 三脚必須(小型より中型が望ましい。風にも負けないように)
- クロスフィルターは、星にきらめく光条を追加できる。
- ソフトフィルターは、一等星や二等星など明るい星はぼかすことで大きく目立たせ、暗い星は滲まる。結果的に明るい星が目立つ写真になる。
★星の撮影 これだけやれば大丈夫!
鉄板設定のようです。
私が撮影に臨むときもこれだけは守ろうと思います。
絞り | F2.8 | 絞りは開放ないし1段絞る/明るいレンズが圧倒的に有利 |
シャッター速度 | 30秒 | 広角レンズを使った時に星を点で見せる限界露出時間 |
ISO | 1600 | 明るさの調整は、原則的にこのISOの数値を変えることで行う。それより微妙な露出時間は、シャッター速度で微調整する。 |
★関連グッズ
追記予定です。
感想
プロローグ「星のギャラリー」がスゴイ。
15枚の星空写真が掲載されているんですけどね、そうそう、私はこんな写真が撮りたい、撮れるようになりたいんだよ!!と思わせてくれる美しさ。見開きA3の写真は圧巻でした!
15枚見終わってから気づいたことがあります。
1枚目と2枚目の写真。別物だと思ってました。
ところがビックリ同じ風景だったのです。
1ページ目は「肉眼で見える星のイメージ」
2ページ目は「デジタルカメラで撮った星の写真」
本書では、詩人金子みすゞの「星とたんぽぽ」の一節を引用し次のように述べています。
▼星とたんぽぽ
見えぬけれどもあるんだよ
見えぬものでもあるんだよ青いお空のそこふかく
海の小石のそのように
夜がくるまでしずんでる
昼のお星はめにみえぬ見えぬけれどもあるんだよ
みえぬものでもあるんだよ
▼「星とたんぽぽ」にかけて
デジタルカメラは「見えぬけれどもある」星の姿を、高感度やスローシャッターの効果によって肉眼よりも鮮明に表現することができます。
北本の夜空はキレイです。星がたくさん見えます。
でも本当はもっとたくさんの星があるんじゃないか。
本書を活かして、ここ北本でも「見えぬけれどもある星の姿」を捉えることができたら良いな!
参考:目次
★Prologue 星のギャラリー/Star gallery 3〜23
「固定撮影による星空風景」から「赤道儀を用いた自動追尾撮影」まで、15枚の写真で綴る星のドラマ。デジタルカメラが捉えた様々な「星・月・夜空」の景色は、あなたをその世界に誘います。
★Chapter1 手持ちの機材で「星」は撮ることができる(固定撮影) 24〜44
最適な「撮影機材から三脚、小物」の選び方
クロスフィルター合焦術
フィルターによる星の演出術
撮影前のカメラ設定
最適露出とヒストグラム
風景写真のノウハウを星空撮影に活かす
北極星の見つけ方
月のコラム
★Chapter2 同行取材・「星を撮る現場」
「はじめての星撮影」同行取材記
絶対に失敗しない「季節の代表的な狙い目・星空」
新しい星風景を求めて「星々が見慣れた景色をドラマチックに変える、そんな「風景写真」を撮ってみたい
★Chapter3 星を追いかける「追尾撮影」モバイル赤道儀を使う
赤道儀とは何か?
ポータブル赤道儀
本格的自動追尾撮影機材
★Chapter4 レタッチ 素材データを傑作に変えるデジタル技の秘訣
RAW現象によるレタッチ
HDR処理や加算平均によるレタッチ
比較明合成によるレタッチ
「光害」を巧みに避けてベストな撮影地を探る
星の撮影・ディープな最新情報