コールドブリューを自宅で作ってみた! ハリオの水出し珈琲ポットで美味しいアイスコーヒーを淹れる方法

おうちカフェ

ハリオの水出しポットを使ってコールドブリューコーヒーを作ってみました。ちょっとしたコツをおさえると、誰でも簡単に美味しいアイスコーヒーが出来るんです。その方法、コーヒーマイスターのさくらがご紹介します♪

目次

コールドブリューって?

アメリカNYで流行し、最近日本でも話題の「コールドブリュー」。

コールド=冷たい、ブリュー=抽出、つまりは「低温抽出」「水出し」という意味ですね。

作り方は簡単。コーヒー粉を水に直接浸して一晩置き、コーヒー粉を取り出せば出来上がり。

点滴のようにポタポタと一滴ずつ水を落として抽出する「滴下式」という本格的な方法もありますが、専用の器具が高価なので家庭ではなかなか…。

滴下式じゃなく、粉を水に浸す方法でも十分美味しく作れます。器具も安くて安心!

安くて機能的!ハリオの水出し珈琲ポット

我が家では3年前にハリオの水出しポットを購入し、夏場に使ってました。このハリオのポット、1200円ぐらいで買えて機能性抜群の優れもの。食器洗浄機の使用もOKです。

2人で飲むくらいだと出来上がり600ml(5杯分)で十分。

もっとまとめて作りたいって人には出来上がり1000ml(8杯分)の大きいサイズもあり。

コールドブリューコーヒーの作り方

普段自宅でやってる抽出法を紹介します。説明書と違うちょっとしたコツがあるんです(・∀・)

IMG_9380-mizudashi-ice-coffee

このポット、「本体・フィルター・蓋」と3つのパーツで出来てます。

IMG_9387-mizudashi-ice-coffee

フィルター部分に50g(大きいポットは80g)のコーヒー粉を入れて、ポットにセット。だいたいフィルターの半分位が粉で埋まります。

IMG_9398-mizudashi-ice-coffee

IMG_9399-mizudashi-ice-coffee

今回、コーヒー豆は武蔵浦和の「エスプレスカフェ」で買ったアイスブレンドを使用。シティローストくらい、アイスにしては浅めの焙煎です。
水出しは豆の味がダイレクトに出るので、浅めの焙煎だと豆の青臭みが出やすいです。まずは深煎り(フレンチロースト程度)で試すと間違いない。「浅めの焙煎でやりたいんだ」って人は、珈琲専門店で相談して買うこと推奨です。

IMG_9389-mizudashi-ice-coffee

挽き目は中細挽きから細挽き。カリタのナイスカットミル2〜3くらい。お好みで。

IMG_9393-mizudashi-ice-coffee

今回は3にしてみました。挽いたら香りが飛ばないうちにすぐ使いましょー。

IMG_9394-mizudashi-ice-coffee

いざ、ポットに水を注ぎます。加熱しないので浄水器でカルキを抜いた水がおすすめ。

IMG_9401-mizudashi-ice-coffee

ドリップで使うポットに水を入れ、最初は特に細〜く、粉にじっくりと水を含ませるように注ぎます

ここ、ポイント!めんどくさがってドボドボ入れちゃダメよ。

IMG_9403-mizudashi-ice-coffee

粉が水を吸い、フィルターの下に水が落ちてきたら、ここからはスピードアップしてOK。溢れない程度に水を注いでいきます。

IMG_9407-mizudashi-ice-coffee

取っ手横の黒バンドの真ん中くらいまで水を入れたらそこでストップ。あとはフタをして冷蔵庫に入れるだけ♪

IMG_9418-mizudashi-ice-coffee IMG_9419-mizudashi-ice-coffee

サイズ感、こんな感じです。5人分ならわりとコンパクト。

IMG_9420-mizudashi-ice-coffee

冷蔵庫のポケットにも入ります。

IMG_9423-mizudashi-ice-coffee

抽出時間は8〜15時間、お好みで。8時間したら味を見て、薄かったらもう少し長く、と調節してましょう。今回は12時間でいい味でした。

IMG_9424-mizudashi-ice-coffee

フィルターを引き上げてコーヒー粉を取り出します。この時コーヒー粉を押したりせず、自然にポタポタと水分を切るだけに留めること。

液体の濃度が上下で違うので(上のが薄い)、スプーンで軽く混ぜて、出来上がり!

IMG_9428-mizudashi-ice-coffee

まろやかで苦味の少ない、美味しいコールドブリューコーヒーが出来ました\(^o^)/

2〜3日以内に飲みきりましょう。

IMG_9434-mizudashi-ice-coffee

こちらはポットに付いてきた説明書。

IMG_9382-mizudashi-ice-coffee

説明書のやり方だと「水を注いだコーヒー粉をスプーン等で混ぜる」と書いてあるんですが…。これをやっちゃうとエグみ、雑味が出るのでやめたほうがいいです。最初に水をゆっくり注げばちゃんと馴染むから!

IMG_9384-mizudashi-ice-coffee

 

コールドブリューのメリット・デメリット

コールドブリューの良いところを挙げるとすると…

  • 美味しさが長持ちする
  • ハンドドリップよりも簡単で、誰でも美味しく作れる
  • 苦味、雑味が少なくまろやかでクリアな味わい

逆にデメリットは

  • お湯で抽出したものに比べて香り立ちが少ない
  • 作ってすぐ飲めない
  • 豆の味がダイレクトに出るため、良い豆じゃないと美味しくない

 

「おいしさ長持ち」の観点で言うと、お湯で抽出するより断然味の持ちが良いです。まとめて作り置き派には水出しおすすめ。

ハンドドリップよりテクニックが要らないのも良いところですね。

味については、お湯で上手にドリップすれば同程度、またはそれ以上に美味しいアイスコーヒーが出来るので、実はそんなに変わらなかったり…。ドリップで抽出して急冷したアイスコーヒーのあの香りの良さに勝るものはない!と個人的には思います。

あと、質の悪い豆だと本当に美味しくない液体ができあがるのでそこは注意。ドリップだと案外つぶしが効くんですけどね。

 

コールドブリューの特徴をしっかり理解して、この夏もひんやりクールに楽しいコーヒーライフを送りましょう(*´∀`*)

新発売の水出しポット

我が家で使っている従来の水出し珈琲ポットに加え、金属フィルターや、ワインボトルのような形をした新しいポットが発売されてます。

発売元は同じハリオ。機能的にはあまり変わらないはず。新型はお値段高いので、見た目にこだわりたい人用ですね。

古いタイプは在庫なくなったら終わっちゃうのかなー?安くて便利だから残してほしいっ。

 

────────────────

記事を読んでいただきありがとうございます。

お知らせがあります。

この記事および関連する記事は別のサイトへお引越しします。

この記事の引越し先はこちら。

コールドブリューを自宅で作ってみた! ハリオの水出し珈琲ポットで美味しいアイスコーヒーを淹れる方法

トップページはこちらです。

カフェチェーンの達人

新サイトもよければ見てやってください(*´∀`*)

────────────────

 

タイトルとURLをコピーしました