【2015】「石戸蒲ザクラ」を見てきた 日本五大桜のひとつ

北本日記アーカイブ(記録保存)

石戸蒲ザクラってどうですか。

北本に昔から住んでいる人に聞くとほとんどの人がこう答えた。

石戸蒲ザクラなんて老木だよ。

わざわざ見に行くのは物好きだけさ。

 

えっ。

そうなんっ!!(;・∀・)

 

みんなして同じようなことを言う。

何回か同じような感想を聞くうちに、石戸蒲ザクラ=老木=ショボイ→行く価値なしって思い込むようになっちゃったんですよね。

 

けど、間違ってた。

東光寺の境内で静かに咲く孤高の桜。石戸蒲ザクラは美しかった。

 

(2015.04.04訪問)

目次

石戸蒲ザクラとは

石戸蒲ザクラってなんだっけ。よくわかってなかったので過去の資料を掘り出してみた。

こちら、日本五大桜サミット2014のおみやげ品。まだこんなの持ってる北本日記は優秀。

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石戸蒲ザクラの今昔によりますと

石戸宿三丁目の東光寺にある国指定天然記念物「石戸蒲ザクラ」は、江戸時代から「樺桜」の名称で親しまれ、江戸市中でも評判の桜でありました。その理由は、何より稀代の巨桜であり、悲劇の武将「源範頼」の伝承をもち、桜の根元には鎌倉時代の古石塔が林立するという点で、文人たちの興味をそそる存在であったからです。

さすが樹齢800年。江戸時代からあったとは驚き。

源範頼。北本に引っ越してきて最初の疑問は至るところで見かけた「範頼伝説」。これのことだったわけですね。

大正11年(1922)10月12日、国指定天然記念物に指定された「石戸蒲ザクラ」は、同時に指定された他の桜とともに「日本五大桜」と称えられ、一躍、全国に知られる名木となりました。たしかに当時の写真を見ると、中央の主幹を中心にして四本の支幹が四方に伸び、神々しいほどの雰囲気を醸し出しています。他の五大桜と比較しても、抜きん出た印象を受けるほどです。

石戸蒲ザクラ、実は天然記念物。しかも同時に日本五大桜に指定されている。

五大桜ってなに。三大桜なら知ってるけど。北本市が2014年に日本五大桜サミットを開催したとき、三大桜に乗っかって、五大桜なんてものをでっち上げたな!と思ってました。実は歴史は古かった。

しかし、この樺ザクラも戦後は急速に樹勢が衰え、昭和40年台には「枯れ死寸前」とまで報道されています。その後は、石垣の撤去を始めとする環境整備、度重なる樹勢回復事業を実施し、外科的な処置、土壌改良を行ってきました。現在、樺ザクラの樹勢はいまだ予断を許さない状況にありますが、徐々に樹勢回復事業の成果が現れています。

樹勢回復事業の成果があって、いま、生き残っている。

東光寺の境内に位置する。名前の由来は、鎌倉時代の武将である源範頼が石戸宿に逃げ、隠れて生き延びたという伝説からとされる。桜の傍には、源範頼のものとされる墓所がある。樹高は14 m、根回りは7.41 m、幹周りは6.6 m。
1922年(大正11年)10月12日に国の天然記念物に指定された。指定当時はかなりの巨木だったが戦後は樹勢の衰えが進行し、現在は4本あった幹の内、1本が残るのみとなっている。残る幹にも大きな空洞が見られる。ヤマザクラとエドヒガンの自然雑種で、世界で東光寺のこの1本しか存在しない。

石戸蒲ザクラ – Wikipedia

世界でこの一本しか存在しない。

 

と色々わかったところで本題。

高尾さくら公園からハイキング

さくらまつり終了後 、石戸蒲ザクラを目指して独りハイキング。

途中で、アトリエハウスを見つけたり、北本自然観察公園でモモちゃん(改め、モモタロウ)や、ぬいぐるみとまちゃんに出会ったりしつつ、北里大学病院センターを通過。もう疲れたよって頃に目標発見(高尾さくら公園から3km. 35分)。

石戸蒲ザクラ駐車場の看板です。

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電信柱には駅からハイキングの看板。歩いてきたのでここを右。

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東光寺

満開の桜。長い下り坂の先には東光寺へと続く階段が見えますね(・ω<)

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4月4日 17時15分。もう夕方も近いのに、思ったより人通りがあってビックリ。石戸蒲ザクラ実はスゴイんだな。

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階段を上がった先

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多くの人が見上げ、写真を撮っていました。色んな角度から何度も何度も。

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桜というと今まで高尾さくら公園くらいしか行ってませんでした。桜の種類も豊富だしお店も多くて賑やかなのは高尾さくら公園ですからね。

一方で東光寺はとても静か。お寺があるだけで神聖な気持ちになります。こじんまりした空間にお寺と桜(奥にはお墓まであった。寺だしあるか。)が詰まっていて、不思議と落ち着きました。

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石戸蒲ザクラ

石戸蒲ザクラ、初対面。樹高は14m。

老木っていうからもっと腰の曲がった小さな姿かと思ってた(なにそれ←)けど、決してそんなことない。大きく咲き誇ってました。

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支柱。

老木なので支柱が必要です。

以前写真で見てたときは支柱付けてまで生かす必要あるのか、なんて思ってました。

ですが、現地に行き実物を見たら思いが大きく変わりました。支えてあげればまだ生きられる。花を咲かせられる、と。

樹勢回復の取り組みを続けてもらい長く生きて欲しい。

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夜はライトアップ。日没から20時までやってるらしい。来年は見たい。

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東光寺の文化財掲示板

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おまけ1:出店

東光寺の階段を降りた所には出店があります。

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椅子やテーブルも設置されていて良さげ。

あらい屋、北本市商工会、北本市観光協会、他数店が出店。この日は17時過ぎだったのでお店閉まってましたけど、残念(;・∀・)

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おまけ2:石戸蒲ザクラ案内掲示板

県道57号線沿いには、石戸蒲ザクラへの案内掲示板が設置されていました。

▼鴻巣側から桶川北本ICへ向かう道。国指定天然記念物 石戸蒲ザクラ。

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▼桶川北本IC側から鴻巣方面へ向かう道。国指定天然記念物 日本五大桜 石戸蒲ザクラ。

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情報

住所埼玉県北本市石戸宿3-119
公共交通JR北本駅西口→バス、バス停:北里研究所メディカルセンター病院下車、徒歩5分、またはバス停:石戸浦ザクラ入口下車、徒歩3分
【電車】JR北本駅から北里研究所メディカルセンター病院行き・石戸蒲ザクラ入口行きバス終点下車徒歩約5分【車】東北道久喜ICから国道17号経由約45分関越道東松山ICから約30分【その他】圏央道桶川・北本ICから約5分
駐車場あり(120台)
料金散策自由
文化財天然記念物

ライトアップされた石戸蒲ザクラ

石戸蒲ザクラは夜もオススメです。こちらの記事に良い写真が載っています。

石戸蒲ザクラ(いしとかばざくら) – アマチュア写真家 Sky Duck

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