北本市が公募していたホテル事業者が、ホテルチェーンのエフ・イー・ティーシステム(東京・千代田)に決まりました。場所は北本駅東口駅前市有地。80〜90室のビジネスホテルで2019年1月の開業予定。
(2017.06.26)
北本市議会の発行する議会だより99号(2017年2月1日発行)にホテルに関する言及があったため情報を追記しました。
目次
ホテルの場所
現在、市営駐車場の場所がホテル建設地です。
ホテル外観イメージ(北本市HPから引用) |
---|
関連情報
[日本経済新聞] 北本駅東口の宿泊施設計画 エフ・イー・ティーが進出へ [日本経済新聞] JR北本駅前への宿泊施設誘致で事業者公募、埼玉・北本市 [北本市] 北本駅東口市有地宿泊施設整備事業にかかる公募型プロポーザルの結果について北本市のホテル誘致募集事項
2016年11月21日付で、以下のプレスリリースが北本市から出ていました。
北本駅東口駅前市有地に宿泊施設を誘致します
北本市では、上野東京ラインの開通や首都圏中央連絡自動車道の埼玉県内区間全線開通により、近年、交通利便性が向上しています。また、今後も上尾バイパスの整備等が予定されるなど、さらなる充実が見込まれます。この交通利便性を生かし、ビジネスや観光等の目的で本市を訪れる方を多く受け入れることで、にぎわいを創出し、市内経済の活性化につなげるため、現在市営駐車場として暫定利用している北本駅東口駅前市有地に宿泊施設を誘
致します。http://www.city.kitamoto.saitama.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/2/281121release.pdf
北本市議会発行「議会だより99号」でのホテルに関する言及
北本市議会の発行する議会だより99号(2017年2月1日発行)にホテルに関する言及があったので抜粋します。
【Q1】今土地開発公社が持っている土地を、駐車場として本市が買い、そのあと普通財産になって、ホテルとして定期借地権を設定することについて
まち・ひと・しごと総合戦略というものがありますが、民間の力も活用して今、人口が減っている中で街を活性していくためにはというところだったと思いますが、民間の金融機関等に相談して、この土地を活用してそういったホテルの進出の可能性があるかどうかをリサーチしてもらいました。1回目は昨年の7月ごろで、実際にホテルの経営という視点からこの土地について検討していただきましたところ残念ながら難しいということで、終わってしまいました。
今回、2社目がまたこちらの土地を活用してホテルを経営できるのではないかということで今リサーチしたり調査をしています。
そういった中で、これから公募をかけるのはまだこの先ですが、こちらが条件を示してそれに対して相手方の条件と折り合うことがあれば、その先に進むという状況です。
現在使っている土地が駐車場ですし、もし買い戻した後に、何らかの理由でそのまま駐車場になってしまう可能性というのも当然無いわけではありません。そういった中で今現在は使っている土地の用途で予算づけをして、その後にどう展開していくかというのは今のところまだ確実には申し上げられませんが、現状では予算が認められればホテル事業者を公募するという状況になるものと考えています。
【Q2】ホテルとした場合、現在の駐車場がなくなることについて
障がい者や高齢者、その他の理由で歩行に困難を伴う人のことを考え、現在の駐車場の北側に市有地があるため、5,6台分ですが駐車場として整備したいと考えています。
【Q3】今議会での補正予算提出の理由について
2019年のラグビーのワールドカップ、2020年のオリンピックを見据えて、逆算していきますと、年度内に契約まで結びつけたいと思っております。そのために、公社から買い戻しをして市の所有として、公募にかけたいと考えております。公募開始から提案の締め切りまでに3ヶ月弱要しますので、今議会への補正予算案を提案しました。質疑を終了し、討論に入る際、委員より本議案に対する修正動機が提出されました。修正の理由は、「この補正は、ホテルを前提として行われる補正であり、その内容について十分な情報を得ていない時点で意思決定ができないと判断したため、削除することを提案する」という説明がありました。
詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。