ピンぼけ写真しか撮れなくなってしまった私のiPhone 6 plusはiSightカメラ交換プログラムの対象でした。
「スマホのカメラが駄目なら一眼レフで撮ればいいじゃない」と開き直って半年以上放置していたのですが、将来iPhone7に買い換えるにあたって不良を抱えているってヤバくないか?と思って修理に行くことを決意。
ということで、大宮のビックカメラに持ち込んで交換プログラムを適用してもらってきました。
修理は無事完了し、写真の撮れるiPhoneを手にして思いました。
「もっと早く修理しておけば良かった」
「スマホで写真が撮れるって素晴らしい」
「みんな早く修理しようぜ」ということでここに情報をまとめておきます。
目次
まるで老眼 私のiPhone6Plusで撮ると全部ピンぼけ
埼玉県大宮のビックカメラに来ています。
「よしブログ用に記念撮影しとこ」と思ってシャッター切るじゃないですか。
結果撮れる写真はこんな(↓)です。
どこにもピントが合っていません。手前にも、奥にも。
厳密に言えばピントの合う距離はあるんです。でもすごく狭い。まるで老眼です。近くも遠くも見えないiPhone。それが私のiPhone。
少し前の自分にとってはこれが普通でした。
買ったときはちゃんと撮れてたんです。でも半年前くらいから症状が出たんです。どうなっちゃったの私のiPhone!
診断結果は適用対象です
2015年8月にAppleは「iPhone 6 Plus iSightカメラ交換プログラム」を発表しました。
内容としては
ごく一部の iPhone 6 Plus で、iSight カメラのコンポーネントの一部が故障し、撮影した写真がぼやけて見える場合があることが判明しました。影響が確認されているのは、主に 2014 年 9 月から 2015 年 1 月までの間に販売され、シリアル番号が特定の範囲内にある iPhone 6 Plus です。
というもの。
お使いの iPhone 6 Plus で撮影した写真がぼやけて見え、同機のシリアル番号が本プログラムの適用範囲内にある場合は、その iPhone 6 Plus の iSight カメラを無償で交換させていただきます。
というわけで以下のサイトで確認してみることにしました。
iPhone 6 Plus iSight カメラ交換プログラム – Apple
入力されたシリアル番号は 本プログラムの適用対象です。
嬉しいやら悲しいやら。
私のiPhoneカメラは対象であることが判明してしまいました。
修理は無償対応。それは良い。ただ手続きってどうやるの?
- Apple 正規サービスプロバイダ – お近くの正規サービスプロバイダを探すにはこちらをご覧ください。
- Apple Store 直営店 – あらかじめこちらでご予約ください。
- Apple テクニカルサポート – こちらからお問い合わせください。
うえぇぇ。出向かなきゃいけないのか。
いままでは病状を放置してきたけど原因を知ってしまったことで「行かなきゃいけないんだ感」が出てきてしまった。
めんどくさい。
適用対象なのは早いうちから知ってました。が、めんどくさいの一言で半年以上放置してました。
埼玉県だと大宮か川越か富士見
そろそろ修理しようと思って修理できる場所を調べてみました。
埼玉県にAppleStore直営店はありません。
そのためApple正規サービスプロバイダから探すことになります。
埼玉県にあるサービスプロバイダは以下の通りでした。
場所 | 店名 | 住所 |
---|---|---|
川越 | カメラのキタムラ川越マイン店 | 川越市脇田町103番地 |
富士見 | カメラのキタムラ富士見店 | 富士見市山室1-1313 |
大宮 | ビックカメラ大宮西口そごう店 | さいたま市桜木町1-8-4 |
大宮 | クイックガレージ大宮 | さいたま市大宮区桜木町1-6-2 |
自宅の北本市から近いのは大宮か川越。
ということで富士見はパス。
修理に時間のかかることを考えると、いろんなお店のある大宮のほうが時間を潰しやすいのではないか。ということで場所は大宮に決めました。
あとはビックカメラとクイックガレージのどちらにするか…ですが、ここは余り悩まずビックカメラにしました。知っている方がいいということ。またビックカメラはプレミアムサービスプロバイダだから。というのが理由です。プレミアムサービスプロバイダと普通のサービスプロバイダにどれほどの違いがあるのか。素人にはよくわかりませんが…安心できる基準は多いほうがいいということでプレミアムな方を選びました。
ビックカメラ大宮
ここからはビックカメラ大宮のことを書いていきます。
一日の修理部品の在庫数は決まっている
iSightカメラ交換プログラム対応のために、対応する店舗にはカメラの部品が在庫されています。しかし当たり前のことですが在庫量には限りがあります。そのため一日に修理できる件数には制限があるそうです。
「修理したい」と思って飛び込みで行っても在庫があるとは限らない、ということを認識しておく必要があります。
予約はしたほうがよい ただし午前中で埋まること多し
美容院は飛び込みよりも予約した人が優先されます。iSightカメラ交換プログラムも同じです。
修理したい人はいまもたくさんいて順番待ちになります。スムーズに対応してもらうには予約したほうが良いです。
私がお昼すぎに電話したときには当日の予約は締め切られていました。
予約は当日なら早い内、出来ることなら前日までに済ませておくことをオススメします。
私はどうしてもその日に修理してほしかったので、待つことを承知の上、飛び込みで行くことにしました。
いざ、ビックカメラ大宮店へ
安心の正規サービスプロバイダ。修理サービスカウンターは2階です。
修理申込書を書く
修理サービスカウンターに着いて真っ先にすること。修理申込書を書きます。
「バックアップを取っていますか?」
「データの全てを消去しますがよろしいですか?」
などなどお決まりの質問が並んでいます。
「その質問なに?」ってものもいくつかあります。しかしここはAppleの世界。異論を唱えても無駄です。おとなしくチェックを入れていきましょう。
今回の「iSight交換プログラム」では部品を交換するだけのハズです。ただし電気的なショックでデータの消える可能性もゼロではないとのこと。万が一の場合データが消えることを考えてバックアップはしっかりとっておきましょう。
(修理前のiPhoneで撮影したら見事にピンぼけ笑 この距離だとピントが合わないんです)
申込書を提出すると担当の方が修理開始時刻を記入して返してくれます。
その日の状況によりますが、この日は1時間〜1時間半後に修理開始ということでした。
それまで適当に時間を潰して来てねという感じ。大宮で良かった。時間を潰す場所いっぱいあるから。
当日受付はツライよ 予約者に追い越される
わかっていたことなんですけどね。
予約者優先です。当日受付の飛び込み野郎は後回しになります。
修理開始時刻になって戻るとこんな(↓)紙を発行してもらえます。これを持ってずっと待つわけです。
モニターに逐一状況が表示されます。
私は39番。
「すぐ次」だと思ってました。
しかしいつまで待っても呼ばれません。
なんでだーーーっと思ったらモニターに答えはありました。「iPhone予約有り」に番号が表示され続ける限り「iPhone当日受付」の番は回ってこないのです。そりゃそうだよね。予約優先だもの。
「いつまで待てばいいんだ」
という人のために便利なサービスが用意されていました。
もらった番号札を見るのです。QRコードがあるじゃろ。それを…QRコードリーダーで読むのです。
読むとairwaitというサイトにつながります。こんな画面が現れます。便利ですね。
私は使っていませんが、こんなサービスも用意されていました。
呼び出しメールの設定。順番待ち人数が多すぎてしばらくその場を離れたいって人には便利かも。
修理完了
さて、飛び込みで行ったおかげでだいぶ待ちましたが、ようやく自分の番が来ました。
修理自体は5分程度で終了。あっという間!
「試しに撮影してみて頂けますか?」
後ろを振り返り撮影してみます。
うおおおおおおおおお!
撮れる!撮れるぞ!!!
今まで、これだけ距離の離れた場所は完全にピンぼけ写真になってました。
それが、撮れる!
ずっとぼやけていた世界が急にクリアに。
レーシック手術を受けた人の気持ちってこんな感じなんでしょうか。
作業完了報告書にサインをして終了です。
帰り際にもう1枚。
冒頭の同じ構図の写真と見比べてくださいよ!
手前の看板にきちっとピントが合ってます。感動!
iPhoneはパンフォーカスだもの。奥にもピントが合ってます。読める、読める!感動!
ピンぼけiPhone 6 Plusの人は直そう
いつも手元にある
軽くて気楽に写真の撮れるiPhone
って素晴らしいです。
一眼レフで撮ればいいじゃないなんて開き直りもいいところでした。
スマホで撮れるならスマホで撮るのがイチバンです。
私は飛び込みで行ったため4時間程度かかってしまいましたが
予約を入れて行けばもう少し早く終わるはずです。
お手持ちのiPhoneピンぼけ現象起きていませんか?
もしiSight交換プログラムの対象ならすぐ直しに行きましょう。
スマホでちゃんと写真が撮れるって最高ですぞ!