北本市長選挙は、新人の現王園孝昭氏が現職の石津賢治氏を破り初当選を果たしました。
1785票差で新人勝利。投票率55.05%。
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北本市長選 現王園氏が初当選
新人の現王園氏が、現職の石津氏を破って、初めての当選を果たしました。
現王園氏は68歳。
東京都の職員を経て、平成15年の北本市議会議員選挙で初当選し、3期12年にわたって市議会議員を務めました。
現王園氏は選挙戦で、若者が安心して出産や子育てを行える環境を整備するなどと訴えて、幅広く支持を集め、初めての当選を果たしました。
東京新聞:<統一地方選>北本市長選 現王園氏が初当選:埼玉(TOKYO Web)
北本市長選は、無所属新人で元市議の現王園孝昭氏が、四選を目指した無所属現職の石津賢治氏(50)を破り、初当選を果たした。
現王園氏は同市石戸の事務所で支持者らと喜びを分かち合い「素人集団の選挙だったが、何としても市政を変えたいという思いが通じた。これから市民主役の街をつくりたい」と語った。
現王園氏は街頭で、三期十二年続いた石津市政を「独り善がりな政策が目立つ」と批判し「市政の一新を」と訴えた。「身の丈にあった財政」を主張し、財政健全化や市政への市民参画などを公約に掲げた。
市費で市内にJR新駅を建設することの住民投票が二〇一三年に行われた際には、建設推進の旗振り役だった石津氏に対抗し、建設反対運動を展開。今回の市長選では建設反対派の市議や市民団体とも連携し、石津氏への批判票を掘り起こすことに成功した。
石津氏は、市長と市議の同日選となる中、市議会の与党会派に所属していた現職らと共闘。今回は連合埼玉の推薦も受けて組織票固めを図った。だが、住民投票で反対票が賛成票の約三倍に上った影響を引きずり、支持を伸ばせなかった。 (花井勝規、谷岡聖史)