ほぼ毎日見ているWBS。『WBS(ワールドビジネスサテライト)』はテレビ東京系列で放送されている経済報道番組でっす。
今日の特集はめっちゃ関心を惹かれました。
特集名は・・・
- 超ローカル情報に商機
めっちゃ気になりますねぇぇーーーーーーーーー(・∀・)
目次
超ローカル情報
WBSで超ローカル情報について特集してたよ
今日の特集は「”超ローカル”情報に商機」。「超」ってなんだよ。そんなすごいのか!!と思いながら視聴開始。
「超ローカル情報」を扱っている以下の3社を取り扱っていました。
常陽新聞
話は、常陽新聞が廃刊になったところから話は始まります。
廃刊となった茨城県の地方紙が、都内のコンサルティング会社の手で2014年2月1日に復活する。
茨城県南部を中心に刊行されてきた「常陽新聞」は、創刊65年の老舗地方紙の1つだった。しかし2013年8月、経営が行き詰まり廃刊に。そこへ名乗りを上げたのが、ユナイテッドベンチャーズ(東京・港区)代表取締役社長の楜澤悟氏だ。「常陽新聞」の名前を引き継ぐ新会社を設立し、現在刊行に向けて準備を進めている。
ソフトバンク出身の楜澤悟氏によって今年の2月から復刊したんだそうな。
「地域密着」をキーワードにこんなことを話していました。
- 印刷と配送を外部委託してコスト削減
- 若い世代を意識した紙面づくり。読者層を広げる。
- 地元に住む人にとってある意味生活必需品になっている
- 記録を載せる(ゲートボールでもママさんバレーでもなんでも)
- 地元のローカルニュースはほとんどネットに載っていない
- タダで得られる情報ではない
独自の狭くても深い情報は今の時代にも必要とされている - 全国紙と常陽新聞のニュース価値判断は「ひと味違う」と見せるのが一番の武器
市民タイムス
- 発行部数 67,000部
- 松本市の半数以上が購読(北本日記調べ:世帯数約102,000なので確かに半数以上)
- お悔やみに力を入れている
- 松本の生活圏を5つの地区にわけて発行
- 大きなニュースはテレビなどで手に入る
- 生活に必要な情報は一番詳しく報道
タウンニュース
- 横浜青葉区を47の地区に分けている
- (利用しているお店の意見)エリアを絞れる。ウェブより紙のほうが店として反応がわかりやすい
- (タウンニュース社社長の意見)媒体の特性をはっきりさせることが大事。本当に限られた地域だけの情報で他の媒体と区別している。
超ローカル情報といえばこんな記事もあった
ブロガーよ、地方に出よ。田舎は「まだデジタル化されてないコンテンツ」の宝庫だ – イケハヤ書店
地方にあるコンテンツは、そのローカル性ゆえに、そもそも「書ける人」が少なすぎるという状態にあります。
たとえば先日書いた「気が狂うほど新鮮な魚が安い!道の駅「福ふくの里」がすごすぎる」も、ぼくが書くまでオンラインにほとんど情報がない状態でした。現地ではたくさんの人が利用しているにもかかわらず。
レストランクチコミに関しても同様で、糸島の店舗の情報はほとんどアップされていません。ぼくが住んでいる多摩市ですら、食べログはスカスカ。こういうところのレビューを書いてブログにアップすれば、検索エンジンで着実に読まれる記事になるでしょう。
地方は「まだデジタル化されてないコンテンツ」の宝庫です。オリジナルなコンテンツを生産できるので、ブロガーとしての競争優位性は高まるでしょう。地域活性化にもつながりますし、いいこと尽くめです。
Webでまだ見つけられないネタを「足」で仕入れる – 書籍「プロブロガーの必ず結果が出るアクセスアップ100テクニック」より
何かを調べようとWebで検索したときに、意外なほど情報がなくて驚いた経験はありませんか?
ぼくは少し前にフィリピンのとある町に1ヶ月ほど滞在したのですが、現地での交通機関の使い方やスマートフォンで通信する方法など、知りたいことの日本語での情報をうまく見つけられずに、困ったことがありました。
日本人の旅行者や語学旅行などを目的にした滞在者は多いはずなのですが、誰も、そうした解説をWebに書いてくれていないのです。わかる人には当たり前すぎて、わざわざ書くほどのことでもないと思われているのでしょう。
日本国内でも、観光地の公式サイトはあっても、お店や宿泊施設(口コミ情報として参考になる)感想などがほとんど見つけられない場合もあります。しかし、そのような情報を求めている人は、必ずいるはずです。ぼくがフィリピンで途方に暮れたように。
北本日記も超ローカル情報!!
テレビ見て。北本日記を運営してきてずっと思ってきたことばっかりだった。
北本に来た頃、ローカル情報がまったくネットになかった。ブログにしたら同じく情報をほしがってたヒトに届き始めた。
ローカルネタって情報の流れは遅いし、その地方に住んでいる人の役にしか立たない。
でも、欲しがっているヒトって絶対いるよって、ブログを続けていると強く実感します。
超ローカル情報って大事だよね。
超ローカル情報の”超”ってなんだったのか?
ここまで来てようやく分かった。
市民タイムスやタウンニュース社はローカルネタをさらに地域ごとに割っていた。
これこそが”超”なんでしょうねえ。
ワタクシ北本日記も「埼玉県の”北本市”」に絞ってネタを書いております。
これが埼玉日記だったらどうか。高崎線沿線日記だったらどうか。ローカルには違いないけど「超ローカル」とは言えないのではないか。
狭い領域に絞った情報ってのは必要な人に確実に刺さるんだなー。
紙媒体の魅力
3社目の事案にて。タウンニュース社の利用者のお店の方の声にこんなのがあった。
- エリアを絞れる。ウェブより紙のほうが店として反応がわかりやすい
北本日記もいつか紙媒体をやりたいと目論んでおります。
地域を限定して配ればウェブよりも届けやすい(ウェブを利用しないヒトにも確実に届く)。
ウェブを使っていない北本のヒトにも北本日記の記事を届けられるようにするぞ。
今後も北本日記は超ローカル情報を発信していくよ!!
常陽新聞のこのおじさん!は言ってます。
地元に住む人にとってある意味生活必需品になっている
全国に数百〜数千の地域のまとまりがある
ここでできたことを他の地域でやってみるのも面白い
「他の地域でやってみるのも面白い」、と。
北本でもやりましょう!!バンバンローカル情報発信しまくってますよ!
ネットと紙の両方で地元ネタを情報発信していきたい。