前置き

スタマリ（STARMARIE）についてエントリを書くのは初めてです。ということで、なぜスタマリライブに行くことになったのかをつらつらと書いてみます。本編は「FANTASY CIRCUS ～第一幕幻木町の怪人～」からです。前置きは要らないって方は読み飛ばして下さい。

STARMARIE(スタマリ)とは
スタマリに惹きこまれていく
11月3日ライブ
ライブ概要
セットリスト
今回のテーマは「幻木町の怪人」
写真レポート

STARMARIE(スタマリ)とは

2008年結成、死をテーマにしたファンタジーな物語を、歌とダンスで表現する5人組のファンタジーユニット。
独特なタイトルと難解な歌詞から構成される幅広い世界観の楽曲、激しく動きがシンクロするダンスと細やかな仕草や表情が織りなす舞台のようなパフォーマンスが持ち味。
2016年2月19日の単独公演『FANTASY CIRCUS 〜第一幕幻木町の怪人〜』では、TSUTAYA O-EASTをソールドアウト。4月10日からは、春の東名阪ツアー『STARMARIE FANTASY TRIP 〜第二幕星祭りの夜〜』を開催し、ツアーファイナルは4月27日に赤坂BLITZで行う。
ホーム | STARMARIE
www.starmarie.com

もっと詳しく知りたい人はこちらの暑苦しい語りをどうぞ。

そろそろ大好きなSTARMARIEについて暑苦しく語ろうか

スタマリに惹きこまれていく

私は2015年10月頃に前述の記事を読みました。

で、思いましたよ。「暑苦しいなこの人」と。とは言え熱量のある記事は好きです。引きこまれます。そんなに語れる魅力があるのならもう少し知ってみよう。ライブ映像もYouTubeにたくさん公開されているので片っ端から見てみました。で、見ているうちに気付いたんですよ。

この曲は知ってる！

知っていると言っても曲ではありません。知っていたのはタイトル。昔CMで見て印象的なタイトルだったので記憶に強く残っていたんですよね。

曲を聞きながら、同曲を調べてみたらソソられる記事に出逢ってしまいました。

持ち歌で人が死にすぎるアイドル・STARMARIE、新曲では誰がどんな理由で死んだのか？

某「○○○座の怪人」のように始まった楽曲は、次々と転調を繰り返しながら、ショッキングでスリリングな物語を描き出してゆく。そこからは、“見えない恐怖に追われ、薄闇の中を逃れようと必死に走ってゆく/恐怖を掻き立てるように獲物を追いかけ煽ってゆく”様が見えてくる。そんな、哀愁味漂う歌声の中に悦楽を隠し持った暴走ホラーナンバーと言えようか。
STARMARIEと言えば、持ち歌の37曲中21曲で「人が死んでゆく/死んでいる」ように、マーダーアイドルユニットとしても知られている。高森紫乃曰く、「殺しているのは、作詞を担当している高谷プロデューサーであって、私たちではないですから。メンバーは、あくまでも物語をドラマチックに彩る語り部なんです。」とのこと。確かにその通りだ。
『サーカスを殺したのは誰だ』でも、死んだ人と生きている人たちが歌詞には登場している。ただし、「誰が、どんな理由で生死を分けた関係の中にあるのか？」が、とても謎である。むしろ、その謎を解くことが、この曲に限らず、STARMARIEの楽曲の魅力にもなっている。ファンたちの間でも、自分なりに解釈した歌詞を語り合うことも多ければ、それがSTARMARIEの楽曲の楽しみ方にもなっている。

持ち歌で人が死ぬ？！

「サーカスを殺したのは誰だ」の歌詞はどうなんだろう。

首を吊った絵画の道化師が
フロントの広間にいつの間に飾られたというのか
キミを知ってあんなに求め合って
あの夜に突然姿を消したのは何故
愛してる・・・今でも愛してる
どこ行ったどこ行った？どこ行ったどこ行った？どこ？

首を切ったサーカスの呪いさ
浮かべない死者たち集めてこのホテルにチェックイン

し、死んでる…！

メロディーも良い。

歌詞も謎めいていて想像の余地がある。読んでいて楽しい。

STARMARIE良いかも。

そんなときです。

？？？「STARMARIEのライブが11月3日にあるんだけど、いく？」

日記「行きます！！」

11月3日ライブ

当時の感想ツイート貼っておきますね。

現地確認しました pic.twitter.com/K1mjarH2l7
— 北本日記【ときどきスタマリ】 (@kitamoto_nikki) 2015, 11月 3

スタマリライブ完。初めて行ったけどホント良かった。すごく元気でた。次は2月渋谷。その後は東名阪ツアー。行きたい。 — 北本日記【ときどきスタマリ】 (@kitamoto_nikki) 2015, 11月 3

途中にMCがなく2時間ぶっ続けで歌う、踊るはホントすごい。スタマリも客も一体感のまま2時間完走。すごい熱気だった。
— 北本日記【ときどきスタマリ】 (@kitamoto_nikki) 2015, 11月 3

スタマリひーちゃんの言葉は重かった。昔来てずっとファンだよと言ってくれたあのときの人たち。いま来てくれる人なんてほとんどいない。永遠なんてないと嘆く心と今日来てくれた人には永遠を期待する心。どっちも混ざってひーちゃんなのだな。あのネガティブさは心に刺さった。 — 北本日記【ときどきスタマリ】 (@kitamoto_nikki) 2015, 11月 3

スタマリライブあのおとぎ話のような演出を曲の合間に挟んできてライブ全体を劇場型に見せるのはいいなと思った。セットリストという概念を超えて体験型の映画を見ているよう。とても良かった。 — 北本日記【ときどきスタマリ】 (@kitamoto_nikki) 2015, 11月 3

スタマリライブ前半から中盤にかけて地響きの振動が凄かった。ダークファンタジーな歌詞とメロディも相まって、心臓を掴まれるかのような感覚。初めて聴いて心掴まれた。 — 北本日記【ときどきスタマリ】 (@kitamoto_nikki) 2015, 11月 3

スタマリライブ煙幕と多くの色の照明を曲の雰囲気に合わせて使っているわけだけど、合間合間に挟まれる白と黒の表現が好きだった。彼女らのひとりないし全体がシルエットと成る瞬間。音が止まり影に引き込まれる。引き込まれたかと思えば色が灯り音が鳴る静と動は彼女らの踊りにも現れているよね — 北本日記【ときどきスタマリ】 (@kitamoto_nikki) 2015, 11月 3

この時すでに思ってたわけです。スタマリいいぞ、と。第2回目のライブ参加は必然ですね。

ようやく本編に入れる…。

FANTASY CIRCUS ～第一幕幻木町の怪人～

ライブ概要

日程　2016年2月18日(木) 19:30〜22:00
場所　渋谷 O-EAST
曲数　22曲

セットリスト

狂おしき月下の舞踏会
プリンセスとコメディアン
グッモーニンッ!!ハマムラSHOW
（ナレーション①）
幻木町の怪人〜町長選挙編〜
（ナレーション②）
屋上から見える銀河君も見た景色
ガイコツたちのメンデルスゾーン
綺麗なレオナの肖像画
（ナレーション③）
ブレアと天才科学者の功罪
魔力が消える！
（ナレーション④）
浦薬剤研究所の新薬実験
本田教授のダイイングメッセージ
三ツ星レストラン・ポールからの招待状
（ナレーション⑤）
サーカスを殺したのは誰だ
幻木町の怪人（short）
（ナレーション⑥）
モグラミステリーツアー
FANTASTIC
さよならお弁当
メクルメク勇気！
ステラとスバル宇宙のラブストーリー
（↓アンコール）
ママは天才ギタリスト
お化け屋敷に就職しよう
（MC）
名もなき星のマイホーム

今回のテーマは「幻木町の怪人」

スタマリのライブのなにが良いってテーマが設定されていること。

テーマがあり、テーマに沿った曲があり、テーマ演出のナレーションがある。アンコールまでの本編2時間弱は休憩なしのぶっ続け。映画やお芝居を見ているかのような没入感があるのです。そこがスタマリライブの魅力のひとつ。

前回のテーマは「魔力が消える！」でした。

今回は「幻木町の怪人」です。

さて、幻木町とは？　オフィシャルにちゃんと書いてありました。

今から約半世紀前、千年の歴史を持った「幻木町」(=まぼろぎちょう）の名が東京SHINJUKUから消えた。
しかしそれは急速な発展や戦争を憂いた人々が、自らの意志で存在を消した町であったという。
実は彼らは、その後も別次元で存在し続けていたのだ。
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